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絶対解決!数年分の LINEトーク履歴を消失させない iPhone機種変更の手順

2021/10月に docomoの iPhoneXから UQの iPhone11へ 44,235円でNMPしました。

iPhoneは iTunesで 古いiPhoneをバックアップ取って、新しいiPhoneにバックアップを復旧すれば機種変更できるのでとても簡単。だと思っていたが、1つのミスで数年分の LINEトーク履歴(約2GB)を消失しました。。最悪

二度とこの過ちを繰り返さないように正しい手順を残します。

 

 

 

1.新旧iPhone共に iOSを最新版にバージョンアップ

設定>一般>ソフトウェア・アップデートで実施。

現状は iOS14 と iOS15の 2バージョンあるが、必ず新しい iOS15の方の最新版にする。新iPhoneは 電源を入れて 新しいiPhoneとして初期設定をし、設定からバージョンアップする。

iTunesからも iOSバージョンアップができるが、私は新規購入した iPhoneの iOSバージョンアップを iTunesで過去2回実施したが、その2台とも5か月以内に修理が必要な重大故障が発生したため、iTunesでの iOSバージョンアップは信用できず おすすめしない。

そして、今回 私がミスしたのもココです。

旧iPhoneは iOS14最新版、新iPhoneは iOS15最新版にバージョンアップしました。

その状態で機種変更作業を進めたら 新iPhoneの LINEアプリで、トーク履歴を復元する画面が出て「トーク履歴を復元」を押したのですが「復元できません」と出てトークが復元できず、さらに色々な不幸が重なりトーク履歴消失となった。iTunesを使って正常に機種変更できるときは「トーク履歴を復元」は表示されません。よって「トーク履歴を復元」が表示されたら機種変更失敗です。 失敗時はそれ以上作業を進めず、最初から手順をやり直した方が良い。ちなみに、iOS14 と iOS15では 写真フォルダ DCIM内のフォルダ体系が変わっていることから トーク履歴の保管方法も変わって復元失敗するのかな?と思う。

2.旧iPhoneの LINEアプリを最新にバージョンアップ

App Storeアプリ>右上の人形からアップデート実施

私は今回の機種変更でこれもやり忘れたが、新旧iPhoneで同じバージョンのLINEアプリがiTunesからインストールされるので これが原因だとは思っていない。

3.LINEトーク履歴をバックアップ

LINEアプリ>ホーム>右上歯車>トーク>トークのバックアップ>今すぐバックアップ

バックアップ頻度>自動バックアップは必ずオフにする。自動バックアップはトーク履歴が確実に機種変更できたと確認できるまではオンしないこと。私は自動バックアップオン かつ 毎日にしていたため、トーク履歴の機種変更失敗に気づいた時には 失敗したトーク履歴でバックアップが上書きされ消失となった。

絶対に LINEトークデータを消失したくない場合は、トーク画面を LINEアプリ機能のスクショで Keepなどに保存すること。

MNPの場合は必要ないが、新旧iPhoneで電話番号が変わる場合は、LINEアプリ>ホーム>右上歯車>アカウント引き継ぎ>アカウントを引き継ぐをONにする必要あり。

4.旧iPhoneの 通信遮断

設定>Wi-Fiオフ、Bluetoothオフ、モバイル通信オフ、最後に機内モードオン

新iPhoneに LINEを機種変更すると 旧iPhoneのLINEアプリは初期化される。初期化は LINEアプリが通信しているときのため、旧iPhoneの通信遮断をしておけば 初期化されず新旧両方でLINEアプリが使える。つまり、機種変更失敗しても 旧iPhoneにトーク履歴が完全な状態で残る。

トーク履歴が確実に機種変更できたと確認できるまでは通信をオンしないこと。

私は通信オンにしたままだったため、機種変更失敗したときに 旧iPhoneの LINEアプリを立ち上げてトーク履歴が残っていないか確認し、残っているのを見てホッとしたが、しばらくして「初期化された」の表示が出て血の気が引いた。。

必要に応じて、通信遮断前に Walletアプリから Suica削除Google Mapのタイムラインから端末削除を実施。

5.iTunesバージョンアップ&設定

Windowsの iTunesを立ち上げて、ヘルプ>iTunesについてに表示されるバージョンをチェック

バージョンが古い場合は、通常 iTunes起動時にバージョンアップを促すポップアップが出る。

iTunesを Windowsに新規インストールする場合は、必ず Appleサイトからダウンロードすること。Microsoftサイトからもダウンロードできるが、Microsoft版は不良品のため絶対にダウンロードしてはいけない。めちゃくちゃ後で苦労することになる。

iTunes上部メニューの編集>環境設定>デバイス>iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しないを「オン」

この設定をやらないと、iPhoneをパソコンに接続すると同時にバックアップが開始されてフリーズ状態っぽくなるので絶対必須。

6.PCに 旧iPhoneを接続してバックアップ

iTunesを立ち上げた状態でパソコンに旧iPhoneを接続。旧iPhoneに表示される「このコンピュータを信頼しますか?」で信頼を押す。

iTunes上部メニューの下に現れるデバイスアイコンを押す。

バックアップ項目の自動的にバックアップで「このコンピュータ」にし、「ローカルバックアップを暗号化」をオン。暗号復元のパスワード設定は今回だけでなく将来の機種変更でも使うことになるので絶対に忘れてはいけない。暗号化をすることで、LINEトークデータも iTunesで復元できる。つまり、バックアップデータ内に LINEトークデータも存在している。機種変更失敗して LINEトーク履歴消失した私はこのバックアップデータから LINEトークデータを抽出できないか現在検討中(詳細は後日)

「今すぐバックアップ」を押してバックアップ開始。

終了したら旧iPhoneをPCから取り外す。

7.PCに 新iPhoneを接続してバックアップを復元

新iPhoneをPCに接続して「バックアップを復元」を押すと「探すをオフにしてください」とポップアップが出るので、設定>名前>探す>iPhoneを探す>オフ にしてから 「バックアップを復元」を押して復元開始。

終了したら新iPhoneをPCから取り外す。

8.新旧iPhoneの電源を切り、旧iPhoneから SIMを取り出して新iPhoneに入れ、新iPhoneの電源オン、Wi-Fiオン

アプリが全て再インストールされたら、LINEアプリを起動して電話番号やパスワードを入力すれば機種変更完了。何度も言うが、「トーク履歴を復元」が表示されたら機種変更失敗です。

8.旧iPhoneの修理依頼や初期化方法

完全に新iPhoneに移行できたことを確認できたら、修理依頼初期化をしましょう。

初期化すると 修理依頼のデバイスリストに出てこなくなるため、修理依頼してから初期化しましょう。

その後の不具合

機種変更後の端末では AirTagが表示されなくなった。

表示されないため、持ち主と認識されず AirTag本体から音が鳴るようになった。機種変更前の端末から AirTagを消去して再登録しようとしたがエラー。電池交換しても再登録できず。AirTagをリセットしたら再登録できた。(2021/12/1追記)

Google Mapのタイムラインに古い端末が残る。

Google Mapのタイムラインを使用している場合は、古い端末で「タイムラインの設定>ロケーション履歴の設定>このアカウントに関連付けられているデバイス>このデバイス」をオフにしよう。

このブログがあれば、機種変更するたびに LINEのトーク履歴でドキドキすることはなくなるかな?